家族で利用しやすい動画配信サービスを探している。U-NEXT(ユーネクスト)はどう?実際のところを知りたい。
こんなお悩みにお答えします。
- 家族利用に便利な動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」の「ファミリーアカウント」という機能を紹介します(内容、しくみ、使い方、注意点)。
家族で利用しやすい動画配信サービスを探しているあなたは、「U-NEXT(ユーネクスト)」に注目してみてください。
U-NEXTは、見放題で見られる動画数が国内最多のサービス。いろんなジャンルの動画がまんべんなく配信されているので、好みがバラバラな家族で利用するには適しています。
料金的にも、そうした方が効率がいいです。
U-NEXT側でも、家族それぞれが個別に利用できる「ファミリーアカウント」という珍しい?機能を用意していて、使いやすくなっています。
ここでは現会員の僕が、U-NEXTの「ファミリーアカウント」の内容や使い方、注意点を分かりやすくまとめました。
この記事で、U-NEXTの「ファミリーアカウント」について、ひと通り知ることができます。
U-NEXTの「ファミリーアカウント」とは?
最大家族4人でアカウントを分けて利用できます。
U-NEXT(ユーネクスト)の「ファミリーアカウント」とは、U-NEXTのサービスを最大家族4人で利用できるサービスです。
- U-NEXTのサービスを最大家族4人で利用できます。
- それぞれの視聴履歴、マイリスト、ダウンロード履歴は、他の家族と共有されないので、視聴のプライバシーが守れます。
- 他の家族の利用状況を気にしないで、好きなタイミングで動画や雑誌を見られます(同時利用OK)。
- U-NEXTから付与される「ポイント」を家族で共用できます。
- 購入した有料動画や電子書籍も家族で共用できます。
他の動画配信サービスにも、家族で利用できるところはありますが、複数の端末で利用できるというだけのところがほとんど。
でも、U-NEXTの場合は、家族の「アカウント」(U-NEXTを利用できる権限)を分けることで、プライバシーを保ちながら利用できるのが特徴です。
イメージとしては、家族それぞれに”個室”が用意されている感じ。部屋に入る際は、ログインIDとパスワードの認証があります。
各個室で視聴した履歴や、お気に入り作品のリスト、スマホへの取り込み(ダウンロード)履歴は、他の家族とは共有されません。
また、利用するタイミングも、他の家族のことを気にする必要はありません。基本的に同時利用ができるので、いつでも好きな時に動画や雑誌を楽しめます。
あと、U-NEXTからもらえる「ポイント」も、家族で共用することができます。
「ポイント」とは、1ポイント=1円として、見放題対象でない有料動画やライブ配信の視聴、電子書籍の購入などに使えるもので、毎月1,200円分が付与されます。
ポイントなどで購入した動画や電子書籍も、家族で共用して楽しめます。
追加料金はかかりません。
「ファミリーアカウント」の利用にあたって、料金の追加はありません。支払いは毎月の基本料金だけ。
U-NEXTの利用料は、他社と金額だけを比べると高い方なのですが、「ファミリーアカウント」を活用すれば、3人までは無料で利用できるので、お得だといえます。
利用人数 | 1人あたりの料金(税込み) |
1人(基本料金) | 月額2,189円 |
2人 | 月額1,095円 |
3人 | 月額730円 |
4人 | 月額547円 |
友達との利用は規約違反。
「ファミリーアカウント」で共用できるのは、規約上は「同居している親族」とされています。
第27条 (ファミリーアカウント)
1. 会員は同居の親族が利用するためのアカウントを作成することができます。なお、会員は当社所定の方法により3人分まで作成することができます。
(ユーネクスト利用規約より抜粋)
インターネットの情報のなかには、「友達もOK」と書いてあるものが見られますが、規約が変更されて、今現在はNGとなっています(2020年12月15日~)。
それに、もし友達と共用したとしても、家族並みの関係でないと、「ファミリーアカウント」のしくみ上、関係を破壊するような不都合な面があるので注意が必要です(後述します)。
U-NEXTの「ファミリーアカウント」のしくみ
「親アカウント」と「子アカウント」
実際のU-NEXT「ファミリーアカウント」は、「親アカウント」と「子アカウント」から成ります。
「親アカウント」は、最初にU-NEXTに会員登録した人(契約者)のものです(メインアカウント)。契約に関係する手続きと料金の支払いを行います。
後で追加できるアカウントが「子アカウント」で、3つまで作れます。
よって、「親」と「子」を合わせて最大4アカウント、つまり4人で利用できるというわけです。
このように、「親アカウント」あっての「子アカウント」という関係なので、「親アカウント」がU-NEXTを解約や退会すると、必然的に「子アカウント」も利用できなくなります。
それから、「親アカウント」には「子アカウント」を管理・監督する役割もあります。
- 「親アカウント」で「子アカウント」の作成や解除を行います。
- 「親アカウント」は「子アカウント」で発生した料金も支払います。必要に応じて「子アカウント」での有料動画や電子書籍などの購入を制限できます。
- 「親アカウント」は「子アカウント」の利用に対して責任を負わないといけません。
逆に、「子アカウント」側では、「親アカウント」で設定した制限を解除したり、U-NEXTの契約にかかわる手続きを行ったりできません。
【役割②】に関して、「子アカウント」での購入制限は、次の3通りで設定できます。
- 「登録の支払い方法での購入を許可」
- 「ポイント利用のみ許可」
- 「購入を許可しない」
「3」にしておくと、「子アカウント」では一切購入できなくなります。
「子」は「親」に逆らえませんし、出し抜くこともできないんです。。。
「子アカウント」で利用できないサービス
「親アカウント」と「子アカウント」では、利用できるサービスにも違いがあります。
「親アカウント」では、U-NEXTのすべてのサービスを利用できますが、「子アカウント」では制限があります。
- R18+以上の年齢制限作品、アダルト作品の視聴、閲覧。
- (親アカウントで制限設定されている場合)有料動画やライブ配信の視聴、電子書籍の購入。
特に「子アカウント」では、年齢制限作品やアダルト作品が表示されないようになっています。このため視聴や閲覧もできません。
これは、U-NEXT全体の設定なので、「親アカウント」でも解除できません。
未成年の子供さんに利用させる際には安心なしくみですが、このような作品を見たい大人には不便。
本当にプライバシーは保たれる?
「親アカウント」は「子アカウント」をのぞけます。
繰り返しになりますが、U-NEXTの「ファミリーアカウント」は、家族それぞれがプライバシーを保ちながら利用できます。
が、厳密にいうと、そうではない部分があります。
「親アカウント」は「子アカウント」を管理する立場ということもあって、「親アカウント」から「子アカウント」へ切り替え(ログイン)が簡単にできるようになっています。
このため、「親」は「子」の「個室」に入って、視聴履歴などを見ようと思えば見られます。
もっとも、「子アカウント」ではアダルト作品や年齢制限作品は利用できないので、「親」に見られてマズいということは少ないと思いますが…。
それでも、どうしても見られたくない場合は、「履歴やリストをこまめに削除するしか対処方法はありません。
逆の「子アカウント」から「親アカウント」への切り替えには、「セキュリティーコード(暗証番号)」の入力が必要な設定になっています。
また、「子アカウント」同士では、直接の切り替えはできません。
「子アカウント」からすると、プライバシー完全確保とは言えません。この辺りの事情は、親と子供部屋の関係に似ています。
「子アカウント」で何か購入すると「親」に通知されます。
「子アカウント」が、(購入制限をかけていない場合)有料動画や電子書籍を購入すると、料金や代金は「親アカウント」が支払います。請求を別にはできません。
このため、「子アカウント」で買うと、必ず「親アカウント」に、購入日時や作品名などの通知がいきます(ポイントを使って実質無料でも)。
そして、先述しましたが、購入したものは「親」も他の「子」も家族で利用できるようになります。
ということで、「子アカウント」で、「親」にこっそり隠れて何かを購入するということはできません。
このように「親アカウント」と「子アカウント」には、上下関係があるので、家族のなかでこそ成り立ちます。
もし、(規約違反ですが)友達と共用した場合、特に「子アカウント」はいろいろ制約があるので、揉める可能性はあります。特に「割り勘」にしたりすると。家族以外との利用はやめた方が良いと思います。
「子アカウント」の作り方
ここで、「ファミリーアカウント」を実際にどう使うのか、特に「子アカウント」の作り方(追加)の手続きを紹介します。
先にいうと、めちゃくちゃ簡単です。
「子アカウント」は、「親アカウント」の管理画面上(ブラウザ⇒アカウント設定)で、いつでも作れて、すぐに使えます(削除も)。
U-NEXTにいちいち照会したり、承諾をもらうような手間はありません。
「子アカウント」作成に用意するものは、「子」のメールアドレスと希望のパスワードの2つ。
「親」が、それらを設定画面に入力して、「子」の「購入制限」を選択したら出来上がり。
あとは、「子アカウント」が自分のスマホなどで、設定したメールアドレスとパスワードでログインすれば、「個室」が利用できるようになります。
あと、親子でラインを使っているなら、「親」が「子」を招待するかたちの登録もできます。
招待を受けた「子」が、自分で指定のリンク先で、メールアドレスとパスワードを設定・入力するので、「親」の手間は省けます。
※ライン登録では、「購入制限」が自動的に「購入を許可しない」に設定されます。変更は「親」の方でできます。
「ファミリーアカウント」の無料お試し体験
U-NEXTの「ファミリーアカウント」がどんなものかは、頭でイメージできたと思いますが、やはり、実際に使ってみたら一番よく分かります。
ラッキーなことに、今U-NEXTでは、31日間無料トライアル体験を実施していて、これを利用することで、「ファミリーアカウント」もタダで試せるんです。
- 登録した日から31日間、U-NEXTの月額プラン(通常2,189円)の下記サービスが無料で体験できます。
- 約32万本の動画が見放題で楽しめます(アダルトも)。
- 約190種類の電子版雑誌(最新号)が読み放題できます。
- 児童書約1,300冊も読み放題です。
- 600円分の「ポイント」が付与されます。有料動画の視聴や電子書籍の購入に使えます。
- 「ファミリーアカウント」を使って、最大家族4人で体験利用できます。
- 無料トライアルだけの利用も可能です。期間中に解約手続きすれば、料金は発生しません。手続きも簡単です。
せっかくの無料の機会ですので、実際に「子アカウント」を作って、「ファミリーアカウント」の使い勝手を確認しながら、動画の見放題などU-NEXTのサービスを体験してみてください。
まとめ:U-NEXTを家族で利用できる「ファミリーアカウント」
最後に、この記事の要点をまとめます。
- U-NEXTのサービスは、「ファミリーアカウント」を使って、最大家族4人で、それぞれ視聴のプライバシーを保ちながら利用できます。
- 「ファミリーアカウント」には「親アカウント」と「子アカウント」があります。「親アカウント」はU-NEXTの契約者はで、「子アカウント」を最大3つ追加できます。
- 「親アカウント」が「子アカウント」を管理します。
- 「子アカウント」では、R18+以上のR指定作品、アダルト作品を視聴、閲覧できません。
- 「ファミリーアカウント」は、U-NEXTの31日間無料トライアル体験を通して、実際に試すことができます。
U-NEXTは、見放題作品数が国内最多で、いろいろ見られて良いのですが、1人だとひと月に見る本数は配信全体からしたら知れています。もったいない…。
同居の家族がいるのでしたら、シェアした方が何かと効率的です。U-NEXTの場合は特に「ファミリーアカウント」があるので、導入しやすい(家族を説得しやすい)と思います。
見放題動画が多く、雑誌も読めるU-NEXTは、数ある動画配信サービスのなかでも、そもそも家族利用向きです。同じ料金を払うなら、家族を巻き込んで楽しまないと損ですよ。
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