読書が苦手だけど、
- 仕事や課題で、どうしても本を読まないといけない。
- 好きなドラマや映画の原作を読んでみたい。
- 本そのものには興味あるけど、活字に拒否反応が…。
何かいい克服する方法はないかな?
こんなお悩みにお答えします。
- 読書が苦手な人に、オーディオブックを提案しています(どんなものなのか、メリットとデメリット、始め方など)。
読書が苦手とか、嫌いというあなたに、本の活字を読むのではなくて、「オーディオブック」で耳で聴くという方法を試してみることをおすすめします。
オーディオブックとは、本1冊に書かれていることを、まるまる朗読した音声が収録されたものです。
これを全部聴くと、その本の内容が分かります。つまり、読書したことと同じ。
特に活字への拒否感から、読書が苦手という人に向いています。本の内容によっては、聴く方が読むよりも理解がすすみます。それから、いろいろ「楽」なんです。
ここでは、そのオーディオブックがどんなものなのか、メリットやデメリットを、実際に4年以上愛用している僕が紹介していきます。
オーディオブックは読書の苦手意識を克服しなくても”読書”を楽しめるところがポイント。この記事では、オーディオブックがどんなものかを、ざっくり知ることができるので、安心して一歩を踏み出せますよ。
「オーディオブック」とは?
あらためて、「オーディオブック」とは、「ブック」が付いてますが、紙の本や電子書籍ではありません。
本1冊の内容を、プロのナレーターや、俳優や声優が朗読した音声が収録されたものです。
それを耳で聴いて、”読書”します。
オーディオブックの使い方は簡単です。
オーディオブックをインターネットで買って、それをスマホなどにダウンロードします。そして、専用のアプリを使って、音楽を再生するように好きな時に聴くだけです。
早送り・早戻し(巻き戻し)や再生速度の調節、付箋貼り、おやすみタイマーといった操作が可能になっています。
車の運転中や電車で移動中、ランニング中、入浴中などでも”読書”できるので、読書する時間が取れないという人にも向いています。
どうですか?読書が苦手でも、嫌いでも、耳で聴くならイケそうな気がしませんか?
オーディオブックを読書が苦手な人におすすめする理由(メリット)
読書が苦手とか嫌いという友人や家族に、その理由をたずねてみました(16人)。
- びっしり詰まった文字(活字)をみると、拒否反応が出る。引いてしまう。
- 漢字や熟語に弱い。
- 読書というと身構えてしまう。息が詰まる感じがする。
- じっとしているのが苦痛。
- 本をみると眠たくなる。
- 眼や身体がすぐに疲れる。
- 目がそもそも悪い。
- 読むスピードが遅くて、時間がかかる。
- これまでに面白いと思った本がない。
このなかの赤い文字の理由については、オーディオブックで解消できます。
なぜなら、オーディオブックのメリットは、「楽」だからです。
【メリット1】読むより「楽」。
オーディオブックは耳で聴くので、文字(活字)を読む必要はありません。
ページを開いて、文字がびっしりと詰まっていると、ドン引きしたり、読む気が失せるという読書が苦手な人にとっては、ハードルはなくなります。
それから、同じ内容でも、目で読むよりも他人が読むのを聴いた方が、頭にすんなり入ってくることがあります。
僕も、小難しくて途中で読むのを一度挫折した本を、オーディオブックで聴いたら、すんなり読破”できました。
小説だと、ラジオドラマや講談のようで、聴いているうちに引き込まれます。
本の内容にもよりますが、「読んでダメなら、聴いてみよう!」で、耳で聴いた方が「楽」に理解できて、楽しめる本があるのは確かです。
【メリット2】読書より気が楽。
読書が苦手という人でも、雑誌や漫画、インターネットのニュース、ブログ、SNSなんかは普通に読んでいると思います。
おそらく文字が嫌いというより、気持ち的な要因も大きいんじゃないかと思います。
読書するとなると、変に身構えてしまうとか、無意識に肩に力が入るとか。
この点、オーディオブックだと、だいぶ違ってきます。
オーディオブックは、音楽やラジオを、移動中や運転中、ランニング中、入浴中などに聴くのと同じような感覚で気軽に使えます。
読書のために、わざわざ時間を作る必要がありません。
オーディオブックは、日常生活のスキマ時間などに聴けるので、「気楽」な”読書”が可能なんです。
【メリット3】身体も目も「楽」。
読書の現実として、腕や肩、首、そして目が疲れます。体力もそれなりに必要です。
オーディオブックは、好きな姿勢で聴けます。
立とうが坐ろうが、寝っ転がろうが、仰向けでも横向けでもうつ伏せでも、自分の好きな格好でOK。
しかも、じっとしてなくても聴けるので、めちゃくちゃ身体が「楽」です。
本を持つ必要もないので、腕や肩も痛くなりません。
あと、目も「楽」。
近視や老眼など目が悪くても関係ありません。眼鏡やコンタクトも不要。あと明かりも。暗いところでも読書ができます。
ただ、眠くなるのは、オーディオブックも同じ。実際、目を閉じて楽な姿勢で聴けるので、本よりも寝落ちするリスクは高いかも。
オーディオブックは、そもそも通常の読書とはスタイルが別なので、その苦手意識を克服する必要がないんです。
オーディオブックのデメリット
オーディオブックには、デメリットや不便な面もあります。僕の経験上、特に感じたものを挙げてみました。
【デメリット1】聴きなれない言葉が出てくる
本は、もともと他人に読み聞かせるために書かれていません。文章は基本的に「書き言葉」です。
このため、普段の会話(話し言葉)では使わないような単語や表現が出てきて、分からないことがあります。
そして、調べることも、文字が無いので、難しいです。
ほとんどの場合は、そのまま聞き流しても、全体の理解に大きな支障はないのですが、オーディオブックの不便な面といえます。
【デメリット2】ピンポイントのページ移動が難しい
本を読んでいると途中で、例えば、小説だと人間関係や話の展開で「ん?」となることがありますよね。
紙の本だったら、ページを文章を目で追いながらさかのぼって確認できます。
でも、オーディオブックの場合は、適当に早戻し(巻き戻し)して、聴きなおすしかありません。
オーディオブックはピンポイントで戻ったり、進んだりということが難しいんです。
ただ、付箋を貼る機能がありますので、慣れて、うまく使えるようなると不便さは多少とも解消できます。
【デメリット3】自分のペースで読めません。
オーディオブックは、音楽やラジオ番組と一緒で、流れる音声を一方的に聴くスタイルです。
再生速度を調節することはできますが、自分のペースで読み進められません。朗読ペースなので本で読むよりも時間がかかります。
あと、「飛ばし読み」や「ななめ読み」といった要点だけを掴みながら速く読むといった芸当もできません。
オーディオブックは、紙の本とは違うので、初めのうちは戸惑う部分があります。でも、だんだんと不便にも?慣れてきます。
【デメリット4】ナレーターとの相性がある
オーディオブックの朗読は、プロのナレーターによるものです。作品によっては、有名な俳優や声優の場合もあります。
基本的に安定感があって、聴きやすいです。小説の朗読などは、引き込まれます。
でも、まれに自分と相性が合わない朗読者に当たることがあります。
この場合、本の内容がいくら良くても、ストレスになって、もう聴き続けられません。
オーディオブックは、朗読者に左右される部分が大きいです。
オーディオブックは、人によって向き不向きがハッキリ出ます。こればかりは、実際に使ってみないと分かりません。初めての場合は、無料で試せますので、一度体験してみることをおすすめします(後述します)。
オーディオブックの始め方(聴き放題プランの無料体験から)
オーディオブックは、インターネット上にある専門の「本屋」で買えます。
国内で品ぞろえが多いのは、こちらの2店です。
- Amazonオーディブル
- audiobook.jp
そして、どちらも「聴き放題プラン」を行っています。
初めてオーディオブックを利用する場合は、買うよりも「聴き放題プラン」の利用がいろいろ聴けるのでおすすめです。
それに、料金も買うよりもお手頃。聴き放題で1冊聴けば、元が取れます。
しかも、どちらも無料お試し体験が可能です。
それぞれ品ぞろえが違います。いろんなジャンルのオーディオブックが聴けるので、まずは実際にオーディオブックを利用してみてください。
お試し体験だけでも解約できます。期間中に解約すれば、料金は発生しないので、リスクはありません。
Amazonオーディブル | audiobook.jp | |
聴き放題対象 | 約12万冊(うち和書約1万冊) | 約15,000冊 |
特長 | 話題作・新作が多い。小説が充実。 | ビジネス書や自己啓発書が多い。 |
料金 | 月額1,500円 | 月額1,330円/年割9,990円 |
対応機器 | スマホ・タブレット・パソコン | スマホ・タブレット |
無料体験期間 | 30日間 | 14日間 |
Amazonオーディブル無料体験の詳細・登録
audiobook.jp無料体験の詳細・登録
最後に:読書が苦手なあなたにおすすめ「オーディオブック」
読書が苦手で、オーディオブックを試してみようかなと思ったら、最初は、あなたが興味をもっているジャンルや作品ををとっかかりにすることをおすすめします。
その方が、気持ち的に楽ですし、聴き進めやすいです。その分、オーディオブックに早く慣れることができます。
聴きやすいのは、自己啓発書やビジネス書、実用書です。章や節ごとにまとまっていて、読者に語りかける調の文章が多いので。
あと、ドラマや映画を観て、ある程度あらすじや登場人物が分かっている原作小説も聴きやすいです。
作品によっては、とは違う場面や展開もあって比べながら楽しめます。
そして、1冊、2冊と聴き終えることができたら、自信につながるはずです。耳からであっても、読書の楽しさを知ることで、苦手意識を少しずつ解消できるかもしれません。
一方で、オーディオブックを使ってみたけど、やっぱり無理ということもありえます。それはそれで貴重な経験です。
とりあえずは、オーディオブックの「聴き放題プラン」で無料体験から始めてみましょう。
Amazonオーディブル無料体験の詳細・登録
audiobook.jp無料体験の詳細・登録
読書が苦手だけど、本は読みたいというあなたに、オーディオブックを紹介しました。従来の読書とは違うので、苦手意識を克服する必要はないです。耳で聴くだけで気楽なので、読書に対するハードルは下がると思います。ただ、向き不向きもありますので、実際にどんなものか、無料お試しで始めてみてください。
コメント