こんなお悩みにお答えします。
- NHKオンデマンドで早送り、早戻し(巻き戻し)ができない場合の対応策を紹介します。
インターネット配信の動画を見る際、スマホアプリやパソコン再生画面の「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」って、意外と使いませんか?
これらの機能は、ほとんどの配信サービス(特に有料の)では、備わっていて当たり前となっていますが、「NHKオンデマンド」の場合、見当たらない、表示されないということがあります。
ここでは、「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」ができなくて不便やストレスを感じているNHKオンデマンド利用者のあなたに、その解消方法を紹介します。
この記事を読むと、NHKオンデマンドで「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」が使えるようになる方法が分かります。
「NHKオンデマンド」とは?
「NHKオンデマンド」は、NHKが運営する有料のインターネット動画配信サービスです。これまで放送した番組の中から約10,000本を選抜して配信しています。
NHKオンデマンドで早送り・巻き戻しできない原因は?
NHKオンデマンドで「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」ができないとか、それらの表示が出ないという場合、その原因は、設定や技術的な問題ではなくて、NHKオンデマンドの利用形態(契約先)にあることが多いです。
実は、NHKオンデマンドの契約先は、NHKだけじゃないんです。
でも、あなたはおそらくNHKオンデマンドを、NHKと直接契約して、NHKが運営している公式サイトや提供しているスマホアプリで視聴しています。
NHKオンデマンドの視聴料金も、NHKから請求されているはずです。
クレジットカードの明細などは、「NHKオンデマンド」「エヌエイチケイオンデマンド」「日本放送協会」「NHK」などの記載になっていませんか。
実は、このようなNHKと直接契約して利用している場合、スマホアプリやパソコン再生画面には、「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」の機能自体が備わっていません。
早送りや早戻し(巻き戻し)できないのは、不具合でもなんでもなく、もともとの仕様の問題。できなくて正常なんです。
ついでに言うと、再生速度を速めたり、遅くしたりする機能もありません。
大変恐れ入りますが「早送り」「巻き戻し」「再生速度変更」の機能は対応しておりません。また現在のところ、近々の機能導入予定もございません。
(NHKオンデマンド問い合わせ窓口)
このとおり、NHK側の改善は、当分の間は見込めません。
では、早送りや早戻し・巻き戻しできるようにするにはどうするかというと、NHKオンデマンドの利用形態を変更するんです。
つまり、NHKの契約から別のところへ乗り換えます!
NHKオンデマンドの「乗り換え」で早送り・巻き戻しが可能
NHKオンデマンドの利用は、NHKと直接契約するほかに、一部のケーブルテレビや下記のインターネット動画配信サービスと契約することでも可能なんです。
- ビデオマーケット
- music.jp
- Amazonプライムビデオ ※プライム会員向け「見放題パック」のみ。
- U-NEXT
これらの動画配信サービスで契約すると、NHKオンデマンドはそれぞれのスマホアプリや再生画面で見ることになります。
それが、NHKのものより高機能で、「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」機能は完備(秒数の変更も可能)。NHKにはない再生速度の変更もできます。
つまり、NHKオンデマンドの利用をNHK直接契約から上記の他社へ乗り換えれば、「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」ができるようになるということです。
なお、NHKオンデマンドをNHK以外で利用しても、見られる番組や料金は同じです。
ちなみに、NHK以外の動画配信サービスに乗り換えると、早送り、早戻し(巻き戻し)ができるようになるほかにも、こんなメリットがあります。
- テレビ画面での視聴方法(機器:デバイス)の選択肢が増えます。
- 希望すれば、NHK以外の動画も気軽に楽しめます(NHKオンデマンドはNHK番組のみ)。
- NHKに個人情報を知られずに利用できます。
NHK直接契約の利用では、NHKオンデマンドの番組をテレビ画面で見る場合、スマホアプリからChromecast(クロームキャスト)を使う方法しかありません。
でも、他社の動画配信サービスでは、複数の方法に対応しています。
Chromecast以外の方法で視聴したい場合も、サービスをのりかえることで可能になります(各社ごとに対応の方法が違うので確認ください)。
ただ、NHKオンデマンドの一部動画についている「字幕」機能は、NHK以外のサービスでは使えません。
この点を除くと、利用先を乗り換えるデメリットはありません。
NHKオンデマンドの「乗り換え」はどうする?手順は簡単!
NHKオンデマンドの「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」ができるようにしたいけど、いざ契約先・利用先を「乗り換える」と聞くと、携帯電話や保険みたいに面倒臭そう…と思うかもしれません。
でも、実際は大したことないです。費用もかかりません。
ただし、今のNHKとの契約情報を、他社の動画配信サービスには移せません。
このため、あらためて他社で新規契約するという手続きになります。
- 現在のNHKとの契約は退会します。放置もOK。ただし「まるごと見放題パック」を利用している場合は必ず解約してください。
- 乗り換え先の動画配信サービスに新規登録(入会)します。スマホアプリを必要に応じてダウンロードしてください。
- 希望の場合、「まるごと見放題パック」に申し込ます。
現在のNHKオンデマンドの契約は解除か放置
今のNHKと直接契約しているNHKオンデマンドは要らなくなるので、契約を解除(退会)します。
でも、「まるごと見放題パック」を利用していない場合は、料金は何も発生しないので、退会せずに、そのまま放っておいても不都合はありません。
退会は、NHKオンデマンドの公式サイト、スマホアプリの「マイページ⇒会員退会」で、いつでも簡単に手続きできます。
なお、購入して視聴期間中の番組がある場合は、退会すると見られなくなるので注意してください。
「まるごと見放題パック」(月額990円)を利用している場合は、今の契約(月末まで)で解約手続きをします(忘れずに!)。
乗り換え先の動画配信サービスに新規登録
乗り換え先の動画配信サービスでは、新規に利用登録(入会)します。スマホで見る場合は、アプリをダウンロードします。
これで、NHKオンデマンドの見たい番組だけを購入(レンタル)したり、月額制の「まるごと見放題パック」の利用ができるようになります。
その視聴の際は、もちろん「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」が使えます。
そして、NHKオンデマンドの利用料金は、乗り換え先の動画配信サービスから請求されます。
なお、「まるごと見放題パック」は契約期間が毎月1日~末日となっています。
月の途中で申し込んでも1ヶ月分全額の利用料金がかかるので、タイミングに注意してください。月初の申し込みがベストです。
「Amazonプライムビデオ」のみ、プライム会員(月額600円)に入会したうえで、NHKオンデマンド(まるごと見放題パック)を追加登録するかたちになります。
NHKオンデマンドだけの利用や番組単品の視聴はできません。
「乗り換え」といっても、基本的にNHKオンデマンドが見られる別の動画配信サービスに入会するだけです。
おすすめのNHKオンデマンド乗り換え先「U-NEXT」
NHKオンデマンドの乗り換え先は、先述のように何社かありますが、なかでも「U-NEXT(ユーネクスト)」がおすすめです。
U-NEXTとは、見放題作品数が国内最多の大手インターネット動画配信サービスです。
その理由は、U-NEXTを初めて利用する場合、NHKオンデマンドも、実質無料で最長1ヶ月間利用できるからです。U-NEXT以外の他社は、最初から通常の料金がかかります。
その手続きですが、まずU-NEXTの「31日間無料トライアル(お試し)」に登録します。
NHKオンデマンドは、この無料トライアルの対象外です。視聴するには別に料金がかかります。
しかし、無料トライアルの登録すると「ポイント」がもらえるので、それを使って、NHKオンデマンドの料金を支払います。
こうすることで、実質無料で見られるというわけです。
「31日間無料トライアル」終了後は、NHKオンデマンドだけの継続利用もできます。(番組単品購入、まるごと見放題パック)。
また、U-NEXT「月額プラン」(動画27万本見放題、雑誌180種読み放題で月額2,189円)を利用すると、毎月付与される「ポイント」(正規サービスでは1,200円分)で、NHKオンデマンドを実質無料で視聴できます。
U-NEXTは、NHKオンデマンドを唯一無料で利用できるところです。せっかくなので活用してみてください。
NHKオンデマンドを無料体験したいあなたは
まとめ:NHKオンデマンドの早送り・巻き戻しができるようにするには?
以上、NHKオンデマンドのスマホアプリやパソコンの再生画面に「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」の機能がないことについて、原因と解決策を紹介しました。
その原因は、NHKと直接契約のNHKオンデマンドを利用しているからです。
解決策は、NHKオンデマンドを配信している他社の動画配信サービスに乗り換えること。
これで「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」のあるアプリや再生画面で便利に視聴できるようになります。
乗り換えの手間は少なく、費用もかかりません。デメリットもありません。
また、乗り換え先では、最大1か月間、NHKオンデマンドを実質無料で利用できるU-NEXTがおすすめです。
NHKオンデマンドを同じ料金を払って見るなら、「早送り」や「早戻し(巻き戻し)」のある高機能で快適なアプリや再生画面を使った方が得です。ストレスも減ります。不便を感じているなら、早めの乗り換えをおすすめします。
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